施餓鬼会(せがきえ)のご案内
●日時:令和5年11月3日(金、祝日)午前10時
●会場:本堂
日頃、檀家並びにお施主様には、お寺の行事にご理解、ご参加をいただき御礼を申し上げます。
このたび、お寺の行事「施餓鬼会(せがきえ)」の法要を、上記日程にて執り行うことになりましたのでご案内申し上げます。
施餓鬼会とは施食会(せじきえ)ともいい、起源はお釈迦様の時代にさかのぼります。死後に苦しみの世界のひとつ、餓鬼道(がきどう)に堕ちた霊に対して、食べ物や清水(せいすい)などをお供えして供養することから始まりました。
今では各寺院において施餓鬼棚をもうけ、その中心に『三界萬霊位(さんがいばんれいい)』を安置いたします。各家のご先祖はもちろんですが、戦争や災害、不慮の事故などで亡くなられた不遇の無縁仏に対しても安らかにと祈る。お寺にとってはとても大切な法要であります。
一般的には、お盆の時期にお寺に集っていただき行われることが多く、当山でもこれまでお盆にご先祖の供養として行ってきました。今年は本堂が新しくなって初めての施餓鬼会ということもあり、お盆とは意味合いが違うことから分けて行うことになりました。
お釈迦様の教え「布施」の心。見返りを考えずに困っているものに手を差し伸べる無償のご供養で、慰霊の法要でございます。ご賛同いただいた方がたくさんお集まりいただけることを切に願っております。
山主合掌
※ご参加は自由となっております。
尚、個人名等の読み上げはいたしません。
檀信徒の先祖代々、動物諸霊とさせていただきます。
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