慈恵院 府中本山 本堂
府中本山 本堂のご案内
令和4年10月4日に「新本堂落慶式」が執り行われました
広さ約4,000坪の境内に、修復した釈迦如来像をご本尊として、亡くなった飼い主と共に眠ることができるロッカー式専用霊座を備えた安らぎの場所をご提供いたします。
お彼岸・お盆供養、各種法要、各種催し物など、幅広くご利用いただけます。
本堂について
本堂は、3つのコンセプト「モダニズムデザイン」、「永く使う」、「防災」を軸に、伝統的な社寺建築を現代風に設計されています。
モダニズムデザイン -伝統様式とモダン様式を融合させた機能とデザイン
- 内陣と控室を仕切る戶襖を空間のアクセントとなるようモダンなデザイン
- 外陣・内陣に演出照明を用いて様々な用途に合わせた光の演出が可能
- 子供から車いすの方まですべての人が使いやすいバリアフリーデザインを採用
永く使う -末永く利用出来る建物
- 主要構造は木造よりも耐久性の高い鉄骨造
- 日常のメンテナンスや交換が行いやすい建材や機器を採用
防災 -災害に強い建物・設備
一般建築物の1. 25倍の耐震性能をもたせ、屋根が損壊しても建物内に風雨の侵入を防ぐ二重屋根など、災害時の一時避難場所として利用可能。
神本和思 画伯 天井画
本堂天井に荒々しい龍の動きをセンターに、堂々たる虎の勇壮を左右に配置、動と静で様々な生物の活きる魂を表現しています。
格天井
本堂のご本尊様を祀る内陣、ご荘厳の天井に四季折々の花 34枚(ツバキ、フジ、サクラ、ボタン、アヤメ、紅葉、水仙、鉄仙)及び当寺院の家紋が配されており、ご本尊釈迦如来様を称えるため煌びやかな様相になっています。
ご本尊 釈迦如来像
台湾の仏師 宋 雲章師により明治から昭和初期にかけて制作され、旧本堂の完成時に当院のご本尊として入仏し、祀られました。
⻑きにわたって、多くの信者さまに親しまれてまいりましたが、この度の新本堂の落慶にむけ、「京都 平安佛所 代表 江里 康慧 大仏師」の手により、当時のお姿を完全に再現するよう修復が成されました。
慈愛霊廟
本堂地下には、檀家さま専用・人とペットが共に眠ることができる「ロッカー式専用霊座」が300基ございます。
漆調塗装の美しい仕上げにより、精霊たちの安らかな眠りをお守りします。
上下で一対の霊座となり、大きさを問わず納骨が可能です。複数(歴代)の納骨にもお応え可能です。
ロッカー式専用霊座については、事前見学を承っております。詳しくはお問い合わせください。