愛する猫ちゃんが亡くなった時の供養
人が亡くなった場合にお葬式をするのは、故人の尊厳を大切にするという意味と、
この世からあの世へと旅立って逝かれたということを残された遺族がしっかりと受け止めるという、
二つの大きな意味合いがあると考えます。
その点でいえば、昨今多くなっているペットの供養には考え方の違いが出るところです。
保健所に亡骸を引き渡し、それでお別れと納得できる方であればそういう弔い方もあるでしょうし、
お墓参りもできないところに引き渡してしまうことで、
いつまでもペットを失った悲しみにとらわれ続ける方もいらっしゃいます。
そうした方はペットロス症候群という状態に陥り、ひどくなると日常生活ができなくなるほどに落ち込んでしまわれます。
猫は気まぐれだと言われますが、飼い主によくなついた子は飼い主の動向をよく見て、
時には一緒に遊び、眠り、帰りを待っていてくれます。
そんな存在が急にいなくなったとしたら、大きな悲しみに襲われて当然です。
当方ではペットの火葬及び供養をしておりますが、大切な愛猫との時間を大事にしてこられた方には、
お葬式という供養をされることをお勧めいたします。
ペットを飼ったことがない方の中には、犬猫にお葬式なんてと思われることも多いのですが、
ペットと暮らされた方のほとんどが、その存在を家族と認識されています。
家族なのですから、お葬式をしてきちんと弔うことによって、
愛猫との別れをしっかりと受け止めることができます。
霊園で供養されることのもう一つの良いところは、いつでもお参りに来ていただけることです。
供養塔に納骨されたとしても、そこにはたくさんのワンちゃん、猫ちゃんが埋葬されています。
多くの仲間と一緒に眠っていると考えれば、愛猫を失った悲しみから徐々に立ち直っていただけることでしょう。
そのために当方ができることはすべてさせていただきますので、
どのようなことでも疑問に思われることがありましたら何なりとご相談ください。
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