令和4年8月 府中本山 花だより
府中本山のハナモモ、サルスベリ(百日紅)、睡蓮のご紹介です。
3月に満開だったハナモモもすっかり濃い緑になり、かわいい実も付けました。
ハナモモの実は、あまり食べるのに向いていないそうですが、香はとても良いです。
夏が時期のサルスベリ(百日紅)も満開です。
100日咲き続けるということで、百日紅だそうです。
花の形も面白く、花びらは6枚で縮れており、萼(がく)は筒状で6つに裂けます。
花の色はピンクや白、紅紫色などで、花径は3~4センチくらいです。
葉は楕円形で、向かい合って生えます。
慈恵院のサルスベリは「ピンク色」です。
睡蓮も開花しました。
睡蓮は、朝咲いて、夕方閉じるので”睡眠する蓮”と書いて「睡蓮」です。
この様子と、放射状に広がる花姿から、古代エジプトでは”太陽のシンボル”とされており、装飾のモチーフや神話などによく登場します。
府中本山にお越しの際は、四季折々の花もご覧くださいませ。
慈恵院 府中本山
一覧へ戻る