【足立別院便り】令和5年3月-1:おひなさま-終活と人形供養
こんにちは、足立別院です。
寒さもようやくやわらいで、春の訪れを感じるこの頃です。
皆さま、いかがお過ごしですか。
本日・3月3日は、「桃の節句(ひな祭り)」ですね。
今年も、足立別院の入り口に、かわいい「おひなさま」を出しています。
「おひなさま」を見ると、小さい頃、母と一緒にお人形さんを飾った日のことを、つい昨日のことのように思い出します。
「お母さーん、お内裏様は右なの?左なの?」
「笛は誰―?太鼓は誰―?」
「ねえねえ、酔っぱらってるおじさんがいるよ~。」
お母さん手作りのごちそう、ちらし寿司の鮮やかな錦糸卵…。
ああ、あの頃の母の年齢をとっくに越してしまいました。
年を重ねた両親は、ここ数年、せっせと「終活」にいそしみ、着なくなった服を処分し、使わない家具や電化製品を粗大ゴミに出しています。
ただ、「おひなさま」に関しては、飾りや調度品は処分できても、お人形さんだけはずっと手元に残していました。
人形そのものは、木や布や陶器などでできているかもしれません。
ただ、「おひなさま」は思い出がいっぱいつまった「お人形さん」ですから、むげには捨てられなかったようです。
皆さまのご自宅にも、ご家族の思いのつまっている大事な「お人形さん」はありませんか?
足立別院では、「人形供養」にて、大切なお人形をお預かりし、供養しております。
<足立別院での人形供養のお預かり>
●受付時間:9時~16時
●ご供養料:3,000円~
●ご予約不要、足立別院受付にお持ち込みください。
●お預かりできるもの:おひなさま、五月人形、ぬいぐるみなど
●お預かりできないもの:ガラスケース、お守り、神仏に関する物など
人形供養の詳細は、こちら
https://www.jikeiin.jp/other/ningyou/
詳しくは、お電話にてお問い合わせください。
なお、お預かりしました「お人形さん」は、職員が府中本山にお持ちして、ご供養いたします。
※我が家の「おひなさま」も、数年前に、府中本山にて人形供養をお願いしました。
家族の思いと歴史が込められている大事な「お人形さん」は、粗末にせず、しっかりご供養してあげましょう。
足立別院より
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